2015年9月19日に公開されたアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』を3年以上経過した今更ですが見ました。
☆あらすじ
何かしらトラウマを抱えた少女「成瀬 順(なるせ じゅん)」
彼女は自らの言葉が他人を不幸にしたから声を出せない呪いにかけられたという自己暗示を抱えて生きていた。
その呪いを解いたのは、
坂上 拓実(さかがみ たくみ)他、クラスメイトの皆だった。
☆感想
『中二病でも恋がしたい』の小鳥遊 六花(たかなし りっか)を彷彿とさせるような小さな少女という印象だった。
一人の少女が救われるようなお話のように見えるが、少なからずクラスメイトの皆が救われたお話だった。
高校生という多感な時期に、それぞれがココロに苦みやササクレを感じながら大人になっていく。誰だって不安な中生きている。
そんなふうに感じる映画だった。
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★あまりマジメにこの映画を見るべきじゃないとも感じる
演出や脚本やアニメーションとか、指摘しようと思えばいくらでも出てくるであろう本作だが、そんな事はダサい。
誰だって若い頃を指摘すればいくらでもあげつらう事ができるだろう。けれど、若者の青春というのはあっという間に過ぎ去るのだ。
ただそれだけなのだ。
通り過ぎるぐらいでいいんだ。
過去に囚われてはいけない。あまりマジメに考えない方がいい。
何十年も若い頃を後悔し続けている僕はそう思う。
アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』
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