【kindle】ガラスの仮面１～３巻が無料になってた！ 北島マヤ…恐ろしい子っ！

☆2018/11/24時点

ガラスの仮面 1

ガラスの仮面 2

ガラスの仮面 3

ガラスの仮面は数十年前に読んだと思うんですが、当時の僕は興味がなかったのかまったく記憶がなくて、初見で読んだ気持ちになりました。

☆主人公の北島マヤの家って中華料理屋さんだったのか

ガラスの仮面1巻｜美内 すずえ (著) プロダクションベルスタジオ

中華料理屋を営む母子家庭で育ったマヤ。
めちゃくちゃ母親に怒られています。

そんな環境ですが、TVドラマや演劇などが異常に好きな、ちょっと変わった元気な女の子に育っていました。

この当時の漫画業界によくありそうなスポ根的なガッツやパッションといった描写が随所に表現されますが、とにかくタフな北島マヤは、あしたのジョーの矢吹ジョーを彷彿とさせます。

☆非常に難しい題材

ガラスの仮面の凄い所は、漫画で表現するにはハードルの高すぎる「演技」を題材にしているところ。

学園モノの漫画だと文化祭の演劇のシーンとか入ったりしますけれど、現場の雰囲気を伝えるのは難しいですよね。読んでても「？？」って感じになります。

ガラスの仮面は「演技」をいろんな表現を駆使して漫画で伝えようとしている熱量がヤバいです。

美内すずえ氏の情熱を感じます。
だからこそ読者の心が震えるのでしょう。

☆初「恐ろしい子」シーン

ガラスの仮面1巻｜美内 すずえ (著) プロダクションベルスタジオ

一度しか見ていない演劇をマヤが真似る様を見た月影先生。コマ割りがとてもダイナミックで読みやすいページです。

紅天女を演じていた月影先生に「恐ろしい子」と言わしめた北島マヤ。

いやー、面白い。3巻まで一気に読みました。

なお、連載開始から40年以上経過していますが、本作はまだ未完です。