以前、iOS版を少しプレイしていたので懐かしかったです。元々Wii用サウンドノベルゲームとして登場した「428 封鎖された渋谷で」は色々なプラットフォームに移植されていましたが、10周年となり、PS4版に登場したようです。
むしろ今までPS4版が出ていなかったのが不思議。PS4版では解像度が上がったのか、iOS版よりも綺麗な印象でした。
ただ、ノベルゲームをプレイするのはだるく、購入したiOS版も途中でやめてしまう私なので、体験版も途中でやめてしまいました。
だけれども、最終的にどうなるんだろう?と思い、ネタバレサイトで内容を参照していたんですが、見聞きするワードにあれ?と感じました。
- 大沢マリア
- ウーアウイルス
…これってCANAANやんけ
そう、「428 封鎖された渋谷で」のボーナスシナリオ2にて、奈須きのこ氏脚本のカナン編が収録されていたそうなんです。知らなかった。
www.nicovideo.jp
CANAANはその後、アニメ化されましたが、もう随分前の事なので、今となってはCANAANの話題をする者を見かけない。
しかしながら、CANAANの作中に登場するリャンチー(CV:田中理恵)は本当に素晴らしいので、知らない人は見とくが吉。
www.youtube.com
☆蛇足
いやー、チュンソフトやりおるわ。
まさか奈須きのこ氏をぶっこんでくるとは。
0年代、奈須きのこ氏シナリオの「月姫」は同人ゲームながらも、PCノベルゲーム業界を揺るがした。当時、鍵っ子やLeaf派が多数を占める中において、TYPE-MOONは異色であったが、PCノベルゲームが廃れた現在も、キャラデザの武内崇氏と共に、サブカル業界を牽引している。
同時期の渡辺製作所によるQOFも印象深いが、早々に解散してしまい、権利関係は別会社に引き継がれているが、当時のテイストは消え去ってしまった。
奈須きのこ氏といえば、昨今FGOというスマフォゲームが異常なまでの盛り上がりを見せている。
www.appbank.net
appbank社の記事*1中にて、FGO開発元のディライトワークス 庄司氏にも「Fateは奈須きのこ」と言わしめた。
0年代の有象無象、栄枯盛衰、兵どもが夢のあと。化け物達が排出されたエネルギッシュなソレは、今も続いていたりするのだなぁと感じた。
インフラやデバイスやグラフィックやトランジションやSFXがどれだけ発展しようとも、クリエイターは時代を超えるのかもしれない。
☆蛇足2
あ、あと「428 封鎖された渋谷で」の加納 慎也(かのう しんや)が遠藤 亜智(えんどう あち)を取り調べしている時のかつ丼がとても美味しそうだった。
(^q^ )
*1:ゲーム開発者向けカンファレンス