「現時点で問題となっていない事柄であっても、将来的に問題になるかもしれない」
これが「不安」と感じる思考である。
未来の危険に備える賢い思考であり、人間らしいともいえる。
「不安」に対する防衛としての「備え」は商品になった。
- 保険
- 預金
- 投資
- 各種セキュリティ
実際に「問題」に至っていない事柄に人は金を払う。
反面、リスキーに金を使う事を忌避する傾向から、金は回らず格差は広がり、ケチくさくなる。「不安」が「社会不安」を発生させる。
故に、みんなが仲良く不安なく生きれたら世界は平和になる。
…と、そんな事は無理の無理無理であり、そんな事がもしあり得たならば全人類の人間性は失われている状態である。
だから不安と共に生きるしかなく、先達の言葉である「病は気から」に学び、あまり気にせずに生きるしかないのだろう。
(弱い結論)