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鉄拳7の評価が海外と日本で異なる理由【ガチで書いた】

鉄拳7おもろい
というか、格闘ゲーム全般好き。
私は家庭用版をプレイするエンジョイ勢である。
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鉄拳シリーズは特に好きなのだけれど、昨今のナンバリングタイトルの家庭用版がリリースされるのはアーケード稼働から随分年数を経過した後になっている。
アーケードでの売り上げ云々の事情や戦略があるだろうから致し方ない現実である。

そんな中ようやくリリースされた家庭用版!
鉄拳好きにはたまらない至福のイベントであり、もはや鉄拳教クラスタにとっての福音である。

…にもかかわらず、鉄拳7の家庭用版は日本国内での評価はイマイチのように見受けられる(Amazonのユーザーレビューより)

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★逆に海外(amazon.com)での鉄拳7の評価は高い

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評価が真逆すぎて
why japanese people!?

ですよ!

☆日本国内での格闘ゲームのブーム

20世紀末、空前の格闘ゲームブームが吹き荒れていた。
ゲーセンやレンタルビデオ店はもとより、薬局にすらスト2ターボの筐体があったものだった。

格闘ゲームの代名詞的スト2のパブリッシャーであるCAPCOMと双璧を成すSNK格闘ゲームも非常に勢いがありました。

餓狼伝説龍虎の拳KOF月華の剣士サムライスピリッツと、沢山のシリーズを展開していましたが、いずれも大ヒットしており、SNKの勢いは凄まじかったし、その後CAPCOM vs SNKなんてゲームもリリースされました。

若い子は当時の格闘ゲームのアツさをを知らないだろうからYouTubeとか漁るといいと思う。
www.youtube.com


…あの頃よりもグラフィックが格段に向上した良質な格闘ゲームがリリースされていますが、いまいち国内では盛り上がりを感じられません。
対して海外のゲームイベントは物凄く盛り上がってますよね。

www.nicovideo.jp
こないだのEVOでのときどさんの快挙には涙したものです(;; )


うーむ。
海外での格闘ゲームの盛り上がりは凄いのに、日本国内は何でこんなに冷えているのだろう…?


格闘ゲームブームの頃と今の違い

昔は対人でゲームをプレイする場所はゲームセンターか友人同士で家で遊ぶしかなかったですから、不特定多数とプレイする場はやはりゲームセンターしかありませんでした。
そんな中、格闘ゲームという新しいジャンルはシンプルに戦い合い決着を決めるという刺激的なシステムだったように思います。しかも短期間の内に新作がモリモリ出てくるので楽しくってしかたなかったので、盛り上がりに至る必然性があったように思います。


今ではPS4やPCでネット対戦ができるようになったのでゲームセンターに行かずとも手軽に対人戦が楽しめるようになりましたが、もっと手軽なtwitterinstagramやLINEに皆大忙しです。
確かにゲームをプレイして達成感を感じるよりもtwitterで「いいね」もらう方が負担は軽いように思います。

格闘ゲームの面白さ

格闘ゲームに限った話ではなく、FPSやアクションゲームも同様に、最初は何度もボロクソに負けるのですが、その後に勝利する事への爽快感があります。

「負ける事の悦び」

これを感じられる人はゲームにハマると思います。
勝っても負けても楽しいわけですから。


あと、ゲームシステム(キャラクター毎のフレームを覚えての確定反撃、キャラ対策など)観点からの攻略や、対戦相手自身に対する「人対策」など、対戦の読み合いはとても楽しいものです。

仕事の上でも、ルーチンワークや、機械的な機能実装や文書の作成よりも、対お客様に対する「人対策」が成功した時の方が爽快感がありますし、その後の仕事への展開及びフィーも期待できるでしょう。


格闘ゲームは現実世界にも通じる泥臭さがあるのです。

☆泥臭さはストVよりも鉄拳7だよ!

個人的な感覚なのだけれど、ストVで負けるよりも鉄拳7で負けた方が万倍悔しいし万倍楽しい。
ストV勢のプロゲーマーみたく、鉄拳のプロゲーマーは層が厚くないので、YouTubeなどのメディア露出が少ないけれど、ハマるのはストVよりも鉄拳7だって!


ストリートファイターよりも鉄拳は露骨でガチで腹立つ「何かがある」マヂで。



生き残りをかけて誰しもが明日を迎えるわけだけれど、サバイヴのシミュレーションとしても鉄拳7をマヂでオススメしたい。

PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2100AB01)

PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2100AB01)



最初は誰しもボロクソだろう。
けれど、個々人の出来る限りのイマジネーションをフル活用して勝利を手に入れるのである。

鉄拳7を強く推したい。


☆海外における失敗の価値観

「負ける事の悦び」という価値観は、日本よりも海外の方が文化的に馴染みがあるのかもしれません。

海外では、チャレンジして失敗した事は評価対象としてアピールし易いですが、日本だと失敗はタダの失敗としか評価されない傾向があります。
つまり、「失敗 = 悪」という風潮が日本にはあるように感じるのです。


そのため、ボロクソに負けても何度でも楽しく遊べるという民族性が海外の人にはあるのかもしれません。

これが鉄拳7が海外の方が評価が高い理由の推測です。


☆蛇足[対して日本での課金勢]

日本人はスマフォのソシャゲーで課金するのが好きな民族性を感じます。
課金すればシステム内での確率というクローズドな世界が担保されますからね。
けどそれってどれだけ課金してもシステムの限界を抜けれないんですよね。
予想外の動きはシステムはしてくれませんから。

つまり静的なコンテンツにお金を払うのが好きなのかなと。


予想外の動きをする生身のコンテンツが苦手なのかなと。
確かに私もオナニーしてた方が楽ですから。


楽にコンテンツを享受できる射幸心を煽るシステムの構築を行うプロデューサーは人心掌握術に長けていると思います。
あやかりたいなぁw

☆蛇足2[日本でのEVO開催]

evo-japan.net
www.gamespark.jp
ハメコさんファイトです!(><

☆蛇足3[鉄拳が最も盛り上がっていた時]

間違いなく鉄拳5DRの頃であろう。

特に軍曹杯な!

メンストリュウという関西でマタドールさんやタイゾウさんと一緒のチームで闘劇にも参加していたレジェンドプレイヤーの参加した最後の大会(軍曹杯)DVD。
この時ってノビさんとかAOさんとか居たのかな??

今は無き埼玉ポピー(ゲーセン)での大会はまさに伝説であり、この頃のハメコさんって凄い派手な髪形だった印象(^^ )

今は見れないけど、当時の逆境ナインHPでの埼玉ポピーに関するエントリーが超おもしろかったwww
ハメコさん逆境ナインHP復活されてくれないかな。

ヨシミツ使いの蒼天さんも出てて、マヂで楽しいDVD。

ノーリスも出てる。

ebten.jp

残念ながら絶版になってて、動画単体のアップロードも見受けられない。
…勿体ないなぁ。メンストリュウさんの貴重なインタビュー映像の入っているDVDなのに。

「鉄拳は匂いやで」でお馴染みのメンストリュウさん(^^ )
2代目さんは大会では見かけなくなりましたが鉄拳されてるんですかね?

久しぶりに軍曹杯のDVDを見てみようと思う。

☆蛇足4[DLC2のギース・ハワード参戦]

日本国内ではギース出す前に出すキャラいるだろーが!という声が散見されるわけですが、EVOにてギースの発表があった時の海外勢のこの感じな。
www.youtube.com
素直にエキサイティングしてて微笑ましいやん。
特に前列にいるメガネの韓国プロゲーマーJDCRの子供のような喜びっぷりは必見。