☆フレッシュな若かりし頃
見たり聴いたりするもの全てが初めての事ばかりで、ただひたすら敏感に感じていた。
今となっては、大げさに感じていた当時の事を最早思い出す事は難しい。
だけれど、きっとそういう時分があったんだ。確実に。
あまりに思い出せないので、まるで他人事のように感じる。
絶対的な価値観として疑う余地のなかったあの瞬間を、恐ろしくも初々しく思うんだ。
☆いつしか相対的な感覚に転がっていた
良い気分の時。悪い気分の時。
何度も味わっていくなかで、ある程度僕は保守的になっていった。
だって面倒くさいもの。
あらゆる事がリスクに見えてきたんだ。
悪い気分は嫌だから、それに対して及第点に着地し続けた僕は徐々に減衰していき、振れ幅の無いダランと垂れた弦のようになっていた。
その代わり、世の中の優しい部分に気づきもした。
それは、リスクを忌避して一人篭っている者を無理に引っ張り出す物好きは、まぁ居ないという事だ。
安心して一人で居られる。
安心して、少しずつ何かが腐り落ちていく事を気づかずにいる。
☆リスクの捉え方は人による
対した問題じゃない事も、別の人間にとっては大問題であったりする事がある。
同じものを見ていても、誰しもが同じ尺度で捉えられない。
初めて行く店。
初めて出会う人。
500円で呑める一杯のアルコール。
☆ブログの可能性
皆バラバラな期待や不安を抱えている。だからこそ他人の意見を聞きたいんだと思う。
「君はどう考えるのだろう」
ブログはそういった視点で読むメディアとしてはドンピシャだ。
文章表現が実に傑作であったりしたら、世の中は面白いものだな!なんて目を見開いたりする。
ちなみに最近の僕のブログについては、特に訴えたい事も無いので更新はゆるやかだ。とはいえあまりに投稿しないのも宜しくないだろうと思い、kindleやPS4の体験版ネタばかり投稿している。レコメンド記事はほとんど何も考えずに書けてしまうからだ。純粋に良いなと思ったものだけレコメンドしている。
☆動画にしてみた
今日のエントリーは、「フワフワした自分の気持ちを面白く表現できるかな?」という気持ちで書きました。文章だけだとやはり難しいので動画にもしてみました。見てくださると嬉しいです。
- いつもの部屋
- いつもの階段
- いつもの飯
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- 特に不満は無い
- けれど、なんだか物足りない
- かといって何を欲しているのかわからない
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- リスクを感じている
- きっと対した事じゃないのにリスクを感じている
- 踏み出した先のガッカリ具合を不安がってる
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- 自由である事
- 物事の価値観を自由に捉えられる事
- 尺度がバラバラな人間達
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ではでは。
☆蛇足
黒いものを吐いた気がするので、もうちょっと明るくて面白いエントリーそのうち目指します。