☆暑いのでエアコンつけてゴロゴロしてた
「今日何しよかな」
「図書館でも行こかな」
「めんどいな」
「というか何してもオモろく感じられそうにないわ」
「何しよう…」
zzzZ
☆ヘッドライト
カーテン越しにベランダから強烈な光を感じた。なにかヘッドライトのようなもので照らしていたのだ。
僕は慌ててカーテンを開けてみると、そこにはバイクにまたがった少年が居た。
俺「はぁっ!?」
ベランダにバイクがある事も見知らぬ少年が居る事も考えられない状況だった。
少年の方は一切驚いていない様子だった。
少年の足元から視線をスクロールする。
胸元に名札がついていた。小学生のようだったが名前がよくわからない。一瞬「でおきし」と読めた気がしたが、それは見間違いだった。
俺「お…、お前はどうやってバイクを持ってきたんだ?っていうか、どうやって入ったんだ?」
少年「ピッキング」
なんてこった、めっちゃワルイ小学生にいつの間にか部屋を自由に出入りされていたようだった。
ベランダに出てみると、覚えの無い商品の梱包材やらのゴミがあった。
(…というか、ベランダがメチャ広い。これは夢だからだ)
ベランダの大きさでこれが夢だと気づき安心していると、スキを突いて少年は部屋に駆け込み、僕を締め出そうとした!
「……んのやろぅ!」
ギリギリ締め出しを回避した僕は、少年を捕まえた。
俺「何でこんな事するん。お兄さん明日も仕事やしかなんわぁ……。警察に連絡しよか?」
(俺は正直涙目だ。こんな時の対処方法を知らない。)
少「貴方が責任を感じる必要は無いよ」
俺『じゃーオメェはどうしたいんじゃ!!!』
少年の目的もこの後の展開も知れぬまま僕は目覚めた。
☆起きてすぐに書いた
起きてすぐにこのエントリーを書いた。いわゆる夢日記だ。
絵はその後、少し時間をかけて描いた。
話の通じない子供は嫌いだ。
というか子供全般苦手だ。
子供と縁が無い。
昔は自分が子供で、周りは子供だらけで、大人の世界は別世界だと感じていた。
今ではまるで逆だ。
僕の中ではそれぞれが相容れない。
今週のお題「ゾクッとする話」