☆僕が大学生だった頃
学部に所属していた教授達は入学から卒業まで変わり映えなく安定していました。
教授達のプロフィールをHPで見てみると、何十年も大学に所属している古強者ばかりで、彼らは永遠にこの大学で教授として在り続けるのではないだろうかと、そんな風に感じていました。
同世代の教授が多い学部の卒業生の方は、同じような感覚ではなかっただろうか。
☆社会人になって
年に数回、ふと母校のHPを覗いてみると、当時の教授達は相変わらず健在でした。僕が大学生だった頃のままの教授達がHP上に表示されており、やはり彼らは永遠なのだと認識を強めていきました。
☆卒業後、十年以上経過した今日
久しぶりに母校のHPを覗いてみると、昔に比べて随分と今風なUIになっており、校舎も沢山改築されているようでした。HPや校舎が変わっても、教授達は相変わらずなのだろうと思いながら眺めていると、数名の教授が同時期に名誉教授となり、合わせて各々の研究室が閉鎖されていました。
名誉教授とは、定年退職を迎えられた教授を指します。大学教授は永遠ではなかったという現実を、HPのお知らせ情報から知る事となりました。
記載された名誉教授の中には、僕が卒論時にお世話になった教授も含まれていました。
「先生、お疲れ様でしたm(_ _)m」
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