☆はじめに
プログラムも文章も、好きな方をすれば良いです。
個人的にどっちが効率的に利益を出せるかなと思って書いてます。
☆結論
いきなり結論ですけれど、プログラムの方が費用対効果は高いと思います。
コンテンツの利用シーンや利用ユーザーもまちまちなので、一概には言えないのですけれど、以下2点を理由にこの結論に至りました。
★【1】動きのあるコンテンツを見せられる
プログラムは文章にはマネのできない動きのあるコンテンツを提供できます。
ほんの少し絵が動いただけでも不思議と人は喜んでくれるように思います。
年配の人でも、動くものを見せてあげると少しばかりリアクションがあったりしますが、文章だとなかなか難しい。
アニメーションの力を感じさせます。
文章の場合、情景や意味を思考して初めて認識するのですけれど、ビジュアルの場合は字句解析不要で即時的に認識可能で判り易いです。
従って、思考をめぐらす事が未熟な若年層に受け入れやすいコンテンツを提供できる可能性を秘めています。スマフォのゲームとかVineとかまさにそれだと思うんですよね。
スマフォネイティブな世代が大人になっていくに従い、文章よりもビジュアルに訴えるコンテンツの方が、世の中に受け入れられる市場が大きくなるのではないかと予想しています。
★【2】見た目(動作を含む)で勝負
文章の場合、一冊の本を書き上げる際には、文章の推敲・校正・校閲といった一字一句の確認をしていく必要があります。
印刷された文章自体が商品であり、衆目に晒すためチェックを行う必要があるのです。
文章量に比例してチェックする労力がかかるため、専門のスタッフがいるほどです。
それに対してプログラムの場合は、ぶっちゃけ結果が全てなので、中身のプログラムはどのような書き方をしても良いです。(暴言)
見た目や動作といったアウトプットしかユーザーは基本知り得ないからです。
というわけで、プログラムはアウトプットに集中して割と自由に創る楽しさがあるように思うため、効率が良いのではないかなと。
もちろん、文章と同じように、それこそ一字一句チェックしていくような緻密なプログラムが求められる場合もあります。特に生活インフラに関わるようなシステムの制御などです。
プログラムがたとえ完璧であったとしても、仕様漏れとか実装漏れとか灯台もと暗し的ポカの方が遥かにダメージは大きいため、プログラムを妄信するのは危険ですけれど。
ちなみに商業向けの場合、文章ほどプログラムを書く事は一般化していない新しい分野であるため、市場からの評価は文章ほど風当たりは強くないように感じています。
これはどういう事かという、amazonの小説のレビューと、TVゲームのレビューを見比べるとわかると思います。
皆が知っている文章を元にしたコンテンツに対しては、ユーザーのレビューは相当に厳しい反面、ゲームはわりと甘い感じがしませんかね…?
まだまだ未成熟な分野だと思うので、可能性も大きいように感じます。
ではでは。
☆蛇足
書いていて、文章とベースとしたノベルゲームとか意欲的なジャンルだなぁとか思いました。
- 出版社/メーカー: KEY
- 発売日: 2004/04/28
- メディア: DVD-ROM
- 購入: 1人 クリック: 135回
- この商品を含むブログ (138件) を見る