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【受験嫌だ】全統模試などの校外模試で点を取れないけれど大学に行く方法

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☆これは僕の実体験

僕は高校生の頃、ひたすら学問を舐めていた。学問が自分にとってどのようなメリットがあって、世の中にどのような影響を与えているかについて何も考えていなかった。
当時の僕は勉強は嫌なものでしかなく、完全に受身の精神でテストで赤点を回避するためだけに存在していた。ようは暗記をしているだけで、学ぶ事のなんたるかなど考えたくもなかったのである。
そのような僕が全統模試で良い点を取れるわけもなく、酷い点数でした。

そんな高校生活も、2年生の秋となり進路についてアンケートをとりはじめる時期がやってきます。
学問を舐めていたけれど、僕は漠然と大学には行きたいと思っていたので、「進学」と何食わぬ顔で記載していました。支離滅裂であったように思います。

だけれど僕は高校卒業後、大学に入学する事になったのです。
その方法についてつらつらと書いていきます。

☆学問は舐めていたけれど

とりあえず勉強は暗記すれば良いと思いながら学校に通い、朝起こしてくれる親のおかげで遅刻はほぼ無かった。
暗記すれば良いだけなので、学内の定期試験はそこそこの点数をとれていました。一時期、学級委員なるものもやっていたし、部活動もやっていたので、多分中から上の間ぐらいの内申点をとっていたように思われます。
しかしながら、冒頭で記載している通り、全統模試でまともな点数を取れていなかった僕はセンター試験を突破できるはずもありません。

学問を舐めているけれど、内申点はそこそことはコレ如何に。ここに学校教育のスキマがあるような気がします。

☆高校3年にあがる直前の事

担任から、「指定校推薦を狙えば?」と言われました。

定期試験と校外模試のかけ離れた点数及び内申点と、「進学」を希望しているというステータスの生徒を前にした担任ならば、至極当然な示唆であったと今なら思えます。
けれど、ありがとう先生。貴方のおかげで今の自分があります。

ここでネタバレとなりますが、僕は指定校推薦で大学に行きました。

☆指定校推薦とは

大学側も経営上、ある程度の生徒数の確保のため、大学を卒業していった生徒の出身高校に対して、一般推薦枠よりも有利な推薦枠を提供するという制度です。
よほどの事がない限りは合格率100%だと思います。

当然ながら大学と高校の間での信頼関係によって成り立つ制度ですので、設立年数にほぼ比例して実績の詰まれた高校ほど、指定校推薦枠は多いように感じられますし、問題があれば推薦を外されてしまうでしょう。
最近は大学の定員割れも多くなっているとの事なので、なお更優遇されているのではないかと予想されます。

ちなみに、その制度の仕組み上、私立大学がほとんどだと思われるため、国立に比べて学費が高くなるのは覚悟する必要があります。

☆限られた指定校推薦枠を選択できる生徒

各高校の教育制度によって状況は変わると思うのですけれど、限られた指定校推薦枠を優先的に選択できる生徒を学校側がジャッジするはずです。
恐らくは以下のような要因があると思われます。

  1. 成績が良い
  2. 私立大学への入学を希望する学生
  3. 先生方のお気に入りの生徒

もし僕と同じように学問を舐めてるけれど、とにかく大学に行きたいと考えている人で、内申点がそこそこだろうなぁと思う高校2年生は、秋頃までに先生及び両親に相談してみると良いかもしれません。


ではでは。

☆以下、蛇足

★その後大学生になった僕

工学部に入学した僕は、必修科目の数学やら電気磁気学やら線形代数学などにコテンパンにされる事になります(笑)
これは至極当然の事で、学んだ内容を使って問題を解いていくという、学問の基本原理を無視して暗記だけの生活をしていたのですから。愚かなり俺。

まぁ当然ながら、大学1年生の前期で僕は大量に必修科目の単位を落とす事となります。
当時の僕は、それなりに必死に頑張ったのですけれど、足りてなかったという事ですね。
これまでなんとなく生活していた僕では、まったく太刀打ちできていない事を思い知り、単位を取るためにどうやって学習すれば良いのかと、無い頭をつかって、もがいていくことになります。

工学部じゃなくて文系の大学を選択していれば、こんな事になならなかったと思いますし、見渡す限り野郎だらけという異常な男子率に遭遇する事もなかったのですけれど、もはや後の祭りでした。さらば青春

★愚かな僕でも

1年生の後期からの僕は、基本的にひたすら一番前の座席で授業を聞くようになりました。
とにかくストレートで卒業する事を命題として、テスト前は気が気じゃない生活を続けます。

そういった生活がひと段落したのが、4年生の後期でした。
あとは卒論で単位をもらえば良いだけになり、もう授業を受ける必要も無い!やったー!と喜んでいました。しかも卒論もたいして大変じゃなかったため、途端に学習という呪縛から解き放たれた僕は、一気に堕落するには十分な開放感でした。
就職活動して内定をもらった後は半ニートみたいな悠々自適な約半年を過ごしていました。モラトリアムここに極まれり!!


いいなぁニートと思われるかもしれませんが、単位に追われる日々を送っていた劣等生の僕にとって、根深い脅迫観念にかられるという心理的ダメージを受けていたようで、出席しなきゃいけない授業に寝坊して行けなかったみたいな悪夢を、その後暫くみるようになっていました。まぁ、おかげでかなりタフになりましたけどね。

★しかし僕はまだ学問を舐めていた

ストレートで卒業はできましたが、結局の所、大学でも単位をとるためにひたすら勉強をするようになったというだけで、それら学んだ事を何に生かすか?もしくは利用できるのか?という思考には至っていませんでした。
僕が学問について考えるようになるのは、大学卒業後の社会人になってからでした。
大抵の事で周りの人達よりも一歩遅れている僕なのですけれど、まぁこれはこれで。結果的には大学に行けた事で気づきのキッカケをもらったような気がします。

★ちなみに社会人になった僕について

社会人1年生になった僕のお話を以前少しだけ書いているので、宜しければご参照くださいませ。

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