☆ウケたい!拡散したい!
ブログやWebサービス、またはスマフォアプリなど、沢山の人に触って欲しいと思っている企業及び個人の人が沢山いらっしゃると思います。
僕もそのうちの一人です(笑)
本エントリーは、「ウケるコンテンツはこうだ!」という事を述べるものではなくて、コンテンツを拡散させるインターネットという媒体について、改めて考えていけたらなぁという内容となっています。
…ちなみに、ウケるコンテンツに法則性は多分無いです。
☆コンテンツをユーザーへ届ける
ターゲットとなるマーケットの大小に限らず、コンテンツに触れてくれるのは1人の人間です。
インターネットが無い頃であれば、規模の大きいコンテンツを作成する際には、ミニマムコンテンツにて一定数のモニターを対象にウケるかどうかのジャッジをした後に、本格的にコンテンツ作成に入るのが良いと思われます。
社内稟議のみにてコンテンツ作成にGoする手法もありますけれど、危なっかしいですよね。
昔はモニターを集める事も大変でしたが、インターネットを利用すれば即座にミニマムコンテンツの反応を確認できます。
ユーザーの反応次第によって、開発を進めてブラッシュアップしていくという開発手法が一般的です。
上手く利用すれば、大ごけしないビジネスが行えそうですね。いつまでも当たらなければ赤字状態となりますけれど…。
…と、ここまでは有り体のお話で、実際の所、インターネットは上手く使わないと、そもそも沢山の人にリーチする事は難しく、せっかく作ったコンテンツも埋もれてしまいます。
リーチする活動、つまりは「広告」です。
☆広告媒体としてのインターネット
広告と言えば、インターネットが無かった時代に、大勢の人に情報を届ける方法としては、ラジオかTVしかなく、多額の広告費用がかかるため、一般層とは遠く離れた領域でした。
ラジオやTVは、チャンネル(周波数)と時間という2次元平面上の一部の枠が、広告媒体として有料で提供されています。
それに対してインターネットは、枠の制約がありません。ラジオやTVのチャンネルは、インターネット上ではWebページでありスマフォアプリだったりして無尽蔵です。しかも、自分のチャンネルに広告を配置する事自体は自由だし無料です。(サーバ使用料等は除く)
なんだか良い事ずくめに感じる広告媒体としてのインターネットですけれど、web1.0時代にはインターネット上での広告はほとんど見なかったように感じます。
インターネットに接続するモバイル端末の爆発的な普及により、目に触れる時間が圧倒的に増えたため、広告媒体として馬鹿にできなくなったのだろうと推測されます。
今では新聞や雑誌等の紙媒体よりもインターネットの広告市場規模の方が遥かに大きくなっており、TVの次に規模が大きくなっています。
紙媒体が軒並み低迷な中、インターネット上では、電子書籍なんてものも生まれていますし、映像についてもYoutubeや各種有料チャンネルが台頭しています。
あらゆる広告媒体の生業をインターネットは吸収し、日ごとにその規模は大きくなっていっています。
インターネット…、そう考えるとなんて恐ろしい子なの。
☆広告を発信するインターネット上の場
広告の効果が期待できるのは、ユーザー数の多い良質のコンテンツ上での宣伝活動です。
これを持っていると、非常に心強い武器になり得ます。
…ん? そのコンテンツを作りたいのがそもそもの目的ではないかって?
確かにその通り。
コンテンツが無い場合には、お金を払って業者へ広告依頼を行う事も可能ですが、個人製作の場合はちょっと辛いしできるだけお金をかけたくないですよね。
そういった場合には、広告媒体として相性の良いインターネットのサービスを利用する手があります。
それはSNSです。
SNSは基本的にテキストベースの情報メディアであり、日本だとtwitterやLINEが人気です。
それらSNS上で、自分で作ったコンテンツをレコメンドする事は、単純な宣伝活動ではなく、クリエイト活動としての作品の発表の場となり得ます。
知っている人が何かを作った場合には、ちょっと見てみたくなるものです。
また、拡散やレスポンス速度が最も早いメディアでもあるため、利用して損は無いでしょう。
SNSを強力な武器とするためには、SNS上でお友達を増やす必要があるのですけれど、毎日コツコツ長く使っていれば良いと思います。
☆割と見てくれて気付く事
SNSなどで作品を発表すると割と見てくれる人がいると思います。
反応が良い時もあるかと思いますけれど、コメントも他へシェアされる事も無かったりすると、しょんぼりしたりします。
いずれにしても、現実をつきつけられます。
インターネットは、この"しょんぼり"を素早く体現できる良質な媒体です。言い方を変えると広告効果がすぐにわかると言う事です。
長々書いて来ましたが、結局の所、日々試行錯誤して面白いコンテンツを目指して作り続けるしかヒットの可能性は無いんですよね。
僕も作らねば…。
最後に僕の作ったiPhone向けのクソゲーを張っておきます。良かったら遊んでくださいませ。
ではでは。
☆蛇足
とあるバーで、僕が作ったコンテンツを勧めたら物凄くハマってくれた方々がいらっしゃいました。
ありがたい。
リアルワールドでこういった反応を頂けると、とてもホッコリするのです。
…けれど、そこまで思い入れの無いコンテンツだったりして苦笑い。
ネット上にコメントや評価(スターとか)はつけないけれど、見えない所でハマってくれている貴方のファンが何処かにいるのかもしれません。
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