毎週木曜日に更新されるYOUNG JUMPの弓道漫画(Web連載『カイチュー!』 - Web YOUNG JUMP)をいつも楽しみにしてるdeokisiです。
高校時代に弓道部にいたので、弓道に関する事はとっても興味深いです。
ただ、私の弓道は「高校弓道」です。大学生や社会人からの弓道も楽しいかもしれませんが、高校生だったからこそ楽しかったように思うのです。何が面白かったのかざっくりと思い出話を書いていきます。
私は高校入学前の頃は、帰宅部でしたので部活動に憧れていました。
小学校の頃は6年間剣道をやっていたのですが、あまりにきつかったので中学校3年間はゲームばかりする子供になっておりました。
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流石に3年間もあれば当時の気持ちは忘れており、部活してる人たちが羨ましくなっていました。
高校入学式の時に親に車で送ってもらった際に、入学式まで時間があったので学校から離れた空き地でちょっと車を止めて待っていました。
空き地のすぐ横にプレハブ小屋みたいなのがあって、デカイ物置かな?と思ってましたが後に弓道場である事を知りました。
高校一年生の入学後の数週間は、部活見学とか体験入部とかの期間で好きに見て回れるとの事で、漠然と部活をしようと思っていた僕はどれにしようか迷っていました。
運動部は中学校の経験者との差が開きすぎてるのが厳しいし、文芸部ってのも部活っぽくないし・・・
そこで弓道です。
小学校の頃、嫌だった剣道みたいに汗だくにならなそうだし、弓道部なんて高校からしかないからスタートライン同じで実力差も無いだろうし完璧!
そんな訳で、放課後に早速弓道部にお邪魔しました。(ドキドキ)
「こんにちわ~」とか言って弓道場に入ると、なんかガタイの良い人が袴姿で出迎えてくれて圧倒された記憶があります。先生・・・?
その方は3年生の先輩で、高校生の1年生と3年生の見た目の違いにビックリしたものです。
練習風景を久しぶりの正座で見てました。
練習が終わると、神棚に向かって皆お参り?をした後目を閉じて瞑想?して「ありがとうございました!!」とかやって、その後それまでの静まり返った感じから一遍してガヤガヤと弓道場がうるさくなりましたw
あんまり覚えてませんが、確かこんな感じの印象だったように思います。
なんかよくわからんけど、カッコイイしおもしろそうだからやる事に決め、
一緒に見学に行ってた同じクラスの子と一緒に、翌日から練習に行く事になりました。
ちなみに、別の高校の幼馴染も弓道部に入る事になったので、試合とか楽しみだねーとか言ってました。
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今日は入部までのお話で終わりにします。
なお、弓道の練習は、大体以下をこなす事で矢を射る事ができるようになります。
(1)射法八節 [弓を引く動作]を覚える
- シャドウ 射法八節
- 弓とか、ゴム弓*1とか持たずに 素の状態で動作を体で覚える
- ゴム弓 射法八節
- シャドウに慣れたら、ゴム弓を引っ張る動作を取り入れてやってみる
- 軽い弓 射法八節
- ゴム弓にもいいかげん
飽きて慣れてきたら軽い弓を引っ張る動作を取り入れてやってみる
- ゴム弓にもいいかげん
(2)左腕の練習
弓道は弓を引いている右腕よりも、実際は弓を持っている左腕がかなり重要になります。
- 左腕を立てる
- 自然と左腕を横に伸ばしたとき腕の間接が天地(Y座標?)を向きますが、間接部分だけ時計周りに90度回してZ?方向に向けます。
- こうしないと弓の弦が腕にあたっちゃうんです。あと弓を押す力が分散してしまうからです。拳銃の構えに近い所がありますね。
- 角見(ツノミ)を覚える
- ツノミは簡単にゆうと握った弓を反時計周りに捻るように力をかける事と僕は認識してます。これをやっていないと弦が真っ直ぐ放たれて右頬に直撃して大変な事になります。
- 手の内を覚える
- これは難しいのですが、弓を握る手の形です。人差し指以外は閉じる感じなのですが、完全に握りこまずに親指の付け根と中指・薬指・小指の間はウズラ卵1個分空けるのが理想らしいです。
(3)巻き藁で矢を射ってみる
藁を円柱型に巻いたものに対して、巻き藁用の矢で至近距離から射る練習です。
ついに初めて、矢をいる練習ですので誰しもドキドキする時です。
ここで、初めて矢のつがえ方を教わります。
(4)射場で矢を射ってみる
(3)の巻き藁と同じ事をやります。
※弓道に関する画像をまとめてみました(追記:2012/04/25)
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*1:プラスチック棒に太いゴム紐のついたパチンコみたいなもの