☆2017/01/09時点
- 作者: 山下和美
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何度読んでも面白くココロを震わせてくれる。オススメ!
☆初めて柳沢教授に遭遇したのは
歯医者さんの漫画棚だった。
子供の頃、歯医者は嫌いだったけど柳沢教授は好きだった。
あれから随分経ってオジサンになった今だが、読んでみるとまた違った感情が芽生える。大変興味深い漫画である。
☆教授の事を思い出す
僕が大学生の頃に印象深い教授は二人いる。
★笑ったトコロを一度も見た事がなかった
1人目はT准教授である。
電気回路や論理回路を教えていたT先生。
一度たりとも笑ったところを見た事が無かった
誰に対しても平等に厳しく接していた先生は、柳沢教授と被るように感じる。
1年の前期必修科目を落として以来、ほぼ全て一番前の席で授業を聞いていたけれど、当時の僕は授業も教授も好きでは無かった。とにかく単位を得るためだけに必死だったのだ。教授の言葉と黒板の文字情報の全てを読み取ってやろうと鼻息荒くしていたのである。
T先生のおかげで僕はイラつきながらも目標達成のために全力に向き合う事を学べました。
僕の通っていた大学では、教授以上で退職すると学校のHPには退職履歴が残るのだが、それ以外の先生が辞めた場合には何も残されなかった。
他の教授陣に比べて、とてもしっかりされている先生だったが、学校内での立ち回りがヘタだったのか最後まで准教授のままだったようだ。
先生の情報は、Wayback Machineで今でも参照できる。
当時僕が大学のWEBサーバにUPしていた怪文書の如き日記サイトも閲覧できるのでとても痛いが良い思い出である。
deokisi.hateblo.jp
★世渡りを教えてもらった
二人目はS教授。卒研の先生だ。
S教授には何故か僕は気に入られていた。なので全力でサボリ、全力でネトゲをした。
というか僕に限らずまともに研究室が稼働していなかったので、皆モラトリアムを謳歌していた。T准教授ならこうはいかなかっただろう。
卒業する直前にS教授が言った。
「その調子じゃ社会でやっていけないぞ」
ある意味それは正解であり、どっこいボチボチやっていけている。
A(優)判定で卒論の単位を頂き、卒業式後のちょっとした懇親会で呑んだ後、最後に研究室で皆で記念撮影をした。あの時の写真(デジタルデータ)はどこかに行ってしまった。大して研究活動もしていなかったが、その瞬間だけは仲間っぽい雰囲気になっていて面白かった。皆、卒業する事が嬉しかったのだろう。なにせ男臭いヒドイ学校だった。
厳しい研究室に入った同級生は大変そうだった。T准教授の研究室に入った友達*1は毎日のように研究室に通っていた。今でも楽な研究室に入って良かったなと思っている。就活とか大変だしね。