†でおきしブログ†

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Highly Sensitive Person(HSP)気質の人にとってリモートワークはひとつの救済

npo-jisedai.org

先週から人生で初めてリモートワークを開始した僕はHSP気質です。

  • 他人の表情の変化が気になります
  • 昨日と異なる他人の所作が気になります
  • 他人の反応が期待にそぐわない場合に傷つきます
  • 便秘になりやすい
    • 大便器の個室が一個しかないオフィスだと、他の人に臭いと思われたくないのでリラックスして用を足せません。結果的に便秘気味なってキレ痔に発展する事も。
  • 横並びで歩道を誰かと歩くのをとても嫌がります
    • 他人に迷惑がかかるからです。日本の歩道は狭いですから。広いところなら良いんですけどね。


昔はむしろ鈍感な部類だったのですが、鈍感故に大失敗を何度か経験したせいなのか、必要以上に他人を気にするようになってしまいました。

☆他人は僕の事を何も気にしていない

他人に対する何かを思考する際に、『私が感じているような事を他人は気にはしていないだろう』と、理性的に自分に言い聞かせ、オーバードライブする思考に歯止めをかけようと度々行います。

  • 昨日と同じ状況なのにあの人機嫌悪いな…僕が何かしたかな?
    • (いや、人間は気分が変わりやすいものであり、僕がそのように思い込んでいるだけだ)
  • なんか今日はあの人冷たかったな…僕が何かしたかな?
    • (いや、そもそも気持ちの良い反応を他人に求めている時点で何様って話)

…とかね。

こういう経験ありませんか?

☆かと思いきや他人は僕の事を気にしていたりもする

個人的に僕が感じるのは両親が優しい言葉をかけてくれた時です。

両親は僕が望んだわけではなく、僕が生まれた時点で両親ですけれど、育ててくれた事についてはマヂ感謝。
しかしながら、人間はどこまでいってもスタンドアローンであり、他人です。

両親は『DNAの半分が遺伝されている子供だから愛せる』わけではありません。
両親だから子供を愛してるわけではないんです。



ネグレトな両親が子供を放置して死なせてたりするじゃないですか?

子供だから、両親だから とか、
そんな目に見えない遺伝的なもので人間の行動が変わるハズがありません。


曲解すれば、親から優しい言葉をかけてくれるというのは、見知らぬ他人に町中で何かのトラブルから助けてもらった場合と同義なんですよね。


優しい言葉に弱い。
それがHSP気質と言えるような気がします。

☆本題のリモートワークについて

リモートワークをすると、強制的に職場での他人の情報をある程度カットする事ができます。

過敏すぎるHSP気質の人にとっては、これはかなり楽になります。
便秘も治ります。


情報量を敢えてカットするという生き方。
良いと思う。

僕は大学4年生の頃、研究室の教授がほぼほぼ何もしていなかったので、大学にもほとんど行かずひたすら家に引きこもっていたのですが、これがとても心地が良かったんですよね。
リモートワークと相性が良いハズですわ。


そもそも農耕民族が大半だった我々にとって、現代社会は窮屈だったにも関わらず、スーツ着て電車に乗って会社に出勤する事を求められていた事自体に無理があったのかもしれません。

とはいえ、四六時中誰かと一緒にいる方が居心地の良い方もいらっしゃいますので、人それぞれが、生きやすいように生きていければ良いのではないかなと。

☆コロナによるニューノーマルとは?

旧態依然とした経済活動が意味を成さなくなる代わりに、『当たり前』という事柄について我々は考え直す機会を得ているように思う。

学校に行って
会社に就職して
車を運転して
結婚して
老いて
死ぬ


死ぬ事に違いは無いけれど、死ぬまで間の『ノーマル』について強制的に考え直させられている。


長い目で見れば、人間社会における資本主義の限界を突破した先の幸せについては、コロナぐらいインパクトのある出来事が必要だったのかもしれません。


コロナによる生活の変化が吉と出るかについては、もうしばらく先で答え合わせがされる事になるのでしょうね。
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