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雨の日に傘二刀流おじさんを見かけてジャパニーズ侍の事を思うなど

鬱陶しい雨が降りすさぶ中、買い出しに行かなくてはならないのでスーパーに傘差して歩いていると傘二刀流おじさんを見かけた。

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頭上の傘は通常サイズの傘であるが、サイドに添えた傘は折り畳み傘の小さいものであった。

折り畳み傘は横からの雨を防ぐためなのだろうけれど、別にそれほど横風が強いという状況ではなかったため、過剰防衛的その佇まいから、よほどサイドを濡らしたくない事情が伺えた。漫画の生原稿でも抱えていたのだろうか?

それにしても傘を二本差しながら歩いているその姿。いやそのムーヴに不自然さはなく、日常的にその所作を繰り返しているのであろうと予想された。かなり修練された技を感じたのだ。




修練された技から連想したのは剣術であった。


折り畳み傘の小ささが丁度脇差のようではないか?と私は感じた。

傘二刀流おじさんも時代が違えば、「打刀」と「脇差」を併用する二刀流のソレのようにも感じられる気がしたのだ。

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脇差のリーチは短いが素早い動きで牽制が可能であり、本命であるところの打刀の一撃を空ぶったり防御された場合でも二の太刀として攻撃が可能であり、またその逆順での展開も可能である。

ただし両手持ちでないため、威力は当然下がる。示現流のように肉も骨も断ち切るような豪快さを二刀流で再現する事はほぼ不可能だ。

威力を犠牲にしながらも二刀流にロマンを感じるのは、一本の刀では不可能な戦術の幅が広がるからだ。


ただサムスピ柳生十兵衛は二刀流のテクニカルフレーバーを感じさせないので1本でよくね?とも感じる。システム上2Dゲーなら仕方がないのだろうけれど。
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