夜中に路上でイタチが死んでいた

チャリんこで走っていたらナニかが路上に横たわっていた

猫かと思ったら違った

まるで眠っているように目を閉じているイタチだった

縁もゆかりもないケモノの事を考えながらチャリを走らせた

あの子も生まれたてだった頃があって
大きくなって冷たいアスファルトの上に横たわるとは思っていなかっただろう

ケモノの死骸を路上でみるのは随分久しぶりで
もしかしたら飼われていた動物だったのかもしれない

悲しい気持ちになった

S.H.Figuarts うちはイタチ