- 作者: かっぴー
- メディア: Kindle版
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☆広告代理店で働く若者と天才を描く作品
主人公の朝倉光一がデザイナーを目指して生きていくお話。
学生から大人になるにかけて、物語はワールドワイドの規模で展開していく。本作で描かれる広告代理店で働く人達の生々しい心理描写が凄まじい。
筆者のかっぴーさんは武蔵野美術大学出身で、広告代理店のアートディレクターの経験をされていたそうです。
広告代理店やデザイナーに興味のある人や、その他クリエイター、アツイお仕事のお話が好きな人にオススメな作品だと思いました。
☆マンガ作品としての感想
誰かの回想と現実の時間軸でのお話が交差していくので複雑に作りこまれているのですが、読み手としては頭を悩ませる事なるスルスルと読んでいける不思議さがあり、伏線の回収が思わぬタイミングで出てきて驚きがあったりして、とても楽しい作品でした。
なお、作画が6巻あたりから格段に向上していきます。
読み始めの時点では絵を受け付けないかもしれませんが、読み続けていくと驚くと思います。
そして物語が凄く面白くなってきたのは7巻からでした。