【kindle感想文】オナニーマスター黒沢は、人間の成長を描いた素敵作品だった

オナニーマスター黒沢（1）

オナニーマスター黒沢（2）

オナニーマスター黒沢（3）

オナニーマスター黒沢（4）

全4巻。

☆2018/12/09時点

1巻は無料になってましたし、kindle unlimitedなら全部読めました。
deokisi.hateblo.jp

☆感想

「オナニーマスター黒沢」
その称号は物語の終盤に登場する。

主人公の黒沢は学校のトイレでオナニーする日課があった。

オナニーをトリガーとして、物語は始まる。

北原との出会い。

友人達との出会い。

失恋。

暴走。

謝罪。

いじめ。

恋愛。

そして友人を助け出す話。

オナニーは陰湿的な響きであるし、黒沢は陰湿なキャラクターでもあった。しかし驚きの展開と黒沢の成長が本書では綴られていきます。

黒沢がカッコよく見えてきて、読んでいると応援したくなっていきます。

僕はなんとなく生きて死んでいく。
本気で何かをした瞬間。最近は無い。これまでも無いかも。

このまま死んでしまうのだろうか。
ドラマティックな話を聞くとドキッとする。

自分の矮小っぷりと反してとてもドラマティックで驚きや感動があるのだ。

オススメ！