☆曜日がよくわからなくなる朝
三連休で呑んで寝てを繰り返した日曜日の朝。
「今日は何曜日だろう?まだ月曜日じゃないはずだ」
土曜の日課であるジムトレーニングの記憶があるので、今日はまだ日曜日であるだろう事が理解できた。
iPhoneの待ち受けにも日曜日と表示されていた。
今日も天気は良さそうだ。
☆そして願う
「あー。明日がこなければ。ずっと日曜日であれば」
…と
☆フィクション
同じ日付をループしたり、夏休みがエンドレスだったりといったお話はよく聞くのだが、こういう展開はどうだろう?
「翌日は翌週の日曜日になる世界」
記憶は無いが、月~土は自分自身が人生を送っている。
文字通り「月曜日がこなくなった世界」の主人公である。
☆メリットとデメリット
- メリット
- 毎日が日曜日。サラリーマンならお休み。
- 平日の俺が稼いでくれている。
- デメリット
- 7倍の速度で人生が経過する。
- 日曜日以外の意思決定ができない。
☆主人公の変化
悠々自適に日曜日をダラダラと過ごす主人公にも変化が生じます。
月~土の自分がうまく生きれていなければ、日曜日の自分にも影響してしまい、せっかくの日曜日が楽しめなくなります。
ゆえに日曜日1日を使って、月~土の自分へ良い影響を与える行動をしようと考えるようになります。
48日(一ヶ月強)ほどで1年が終わってしまうのですから、1日は貴重です。
ではリアルタイムで生きている私達の1日は貴重では無いのでしょうか?
…貴重ですよね。
☆脱出
主人公は毎日が日曜日という世界の辛さと共に、1日がどれだけ貴重かを理解した時、リアルタイムの現実世界に戻ってこれました。
この後、毎日充実した生活ができるのか、はたまた自堕落な生活に戻るのか?
それはまた別のお話。