「他人に求めるものが合致すると嬉しい」
その時、その他人の事を好きになる
これは子供
人間の思考は複雑で保障なきものであり、明日にはどうなるかわからない。そういった経験を幾度も繰り返した後、それでも他人に興味を持つ理由について、クソ暑い日にクーラーの効いた暗がりの部屋の中で僕は悟った。
「そういったあらゆる経験を経てなお、現時点で生きている人間が喋る事」
どうにもならないかもしれないこの世界で生きて、声を発している。面白いじゃないか。
それだけで興味深い。
人間以外はこれをしない。
人間は面倒くさいがおもしろくもある。
また、何かを発明し、通常のFaceToFaceでは成し得ない多数の人間に一気に影響を与える事もできる。所謂メディアの力である。資産がなくてもインターネットの力でリーチできる手法は身近に存在する。
人間はおもしろい。
人間が居なくなると寂しくなる。
故にIDerは人間を造った。