金さえあればあらゆる食材や雑貨、日用品が購入できる。
そこに人間同士の煩わしい関係性も存在しない。
購入客は好きなものをカゴに入れ、レジを通っていく。
最近ではセフル・レジなんてものが導入されている店舗も存在する。
SNSで自己承認欲求を満たせたとしても、食わねば生きていけない。
それらを満たしてくれるスーパーマーケット。
欲する商品をストレートにゲットする事ができ、何のストレスも無い。
何故か頻繁に4割、5割引きとなるアイスクリーム。ネットショッピング(Amazonとか楽天)ではありえない割引率であり、仕入れ価格が気になったりもする。
長く通っているスーパーであれば、どの場所に特売商品が陳列されるか?特定の曜日で何が安くなるのかを知る事ができ、攻略の楽しみもスーパーにはある。
半額弁当(シールを貼る人を半額神と呼称される)を巡っての格闘ラノベが一世を風靡したのは記憶に新しい。スーパーには胃袋と直結する素直な欲求のキラメキを感じさせるのだ。
- 作者: アサウラ,柴乃櫂人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/06/16
- メディア: 文庫
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というわけで、SNSとスーパーマーケットで人生を満足してしまいがちであり、それが良いのか悪いのかは置いておいて、日本のインフラはすげぇなぁと思うわけです。
煩わしい人間関係を構築する必然性が皆無となるようなシステムになっているように感じます。
母親が毎日のようにスーパーマーケットに行っていた理由もうなづけます。
リスクもほぼ無く、商品を購入するという欲求が満たせますものね。
そりゃ少子化にもなります。