☆子供の頃は一切の興味が無かった
子供の頃、両親や祖母がTVで大相撲を見ているのは日常的な光景でしたが、当時の僕は大相撲に一切の興味がありませんでした。
Uターンして地元の大分で生活するようになってからは、実家でNHKの大相撲を見る事が多くなりました。ラジオで大相撲を聴いて育った両親は年季の入った相撲ファンであり、知識量がハンパなく、楽しそうに視聴している姿が印象的です。
何がそんなに面白いのだろうか?
気になったので大相撲について調べた事をまとめておきます。
☆大相撲というTVコンテンツ
大相撲を、TVコンテンツ(映画/音楽/バラエティ/ドラマ/etc)として捉えた時、とんでもないバケモノコンテンツじゃないかと感じてきます。
☆地上波で毎回生放送してる
奇数月(1,3,5,7,9,11)に開催される大相撲本場所は、15日間連続で取組みが行われるのですけど、番付上位力士の取組みがNHKで生放送されています。しかも毎回15時頃から18時までという長時間の枠が確保されています。
スカパーとかなら、サッカーとか全試合見れるチャンネルとかありますけれど、地上波でこれだけ贅沢に枠を確保されたスポーツ番組は無いでしょう。
スカパーと同じく、NHKも有料チャンネルですけれど。
☆ネット上にも大相撲の影響が
また、大相撲のファン層って年配の方が多いと思われるので、超高齢化社会の日本においてはかなり視聴者が多いんじゃないかと予想されます。
その裏付けとなりそうなのが、今日のYahoo急上昇ランキングです。
上位三つの内、二つが大相撲関連ですよ!
Yahoo急上昇を見たら、たまたま上位に多かっただけですけれど、ネット検索をする大相撲ファンが多くいそうであったため、Webサービスに関してもアクセスが多いのかな?と思い、日本大相撲協会の公式サイトをSimilarWebでアクセス状況を見てみました。
…すると。
月間アクセス数がギザギザすぎるw
本場所が開催される奇数月だけが綺麗にアクセス数が上がっており、アクセス数がほとんど変らないのは固定ファンがいる事を示しているように感じます。
けれど、思ったほどアクセス数は多くないんですよね。ほとんどの方はリアルタイムで取組みを視聴されているからなんでしょう。
☆大相撲の見所
さて、ネット検索でも上位にくるという人気コンテンツの大相撲の何処に魅力を感じるんでしょうか。
伝統的な競技であるため、作法・様式といったものに趣深さを感じるという愉しみ方もあると思うのですけれど、単純に大相撲の見所は、優勝を目指す力士達の闘いを観戦する事だと思います。
観戦であれば、野球やサッカーやバスケと同じで誰でも見易いですもんね。こういったプロスポーツについてはチームにランク付けがされるように、力士にもランク(番付)があるため、こちらについて知っておくと、さらに面白く観戦できるかなと思います。
☆大相撲の番付について
横綱とか大関とかって聞いた事があると思うのですけれど、全部で10種類の番付があるそうです。
★試合は6種類のリーグ戦
大相撲って参加者全員で取り組みを行うわけじゃなくて、原則として番付に従い、6種類のリーグに分かれてそれぞれで優勝者を決めるそうです。
十両の中の上位力士が、幕内リーグに参加するという例外があるようです。
※他にも例外はあるかもしれません。
幕内という言葉が特別な意味を持っているようなのですが、語源は江戸時代にあったようです。
幕内(まくうち) - 語源由来辞典
★十両と幕下の格差
十両と幕下で、待遇に異常なほどの格差があるそうです。
関取の給料(十両から幕下へ「天国と地獄」の待遇?、派手に使わないと出世しない?)
番付による格差に伴い、力士たちは必死に闘っているのだろうと感じさせられます。
★逸ノ城関のスピード出世について
番付の格差がある中、今年のMVPはなんといっても逸ノ城関であろうと思います。
Wikipediaを参照すると、今年の内に幕下から関脇に4つも番付を上げるという大出世が記されています。しかも前頭から小結を飛び越して関脇に昇進しています!
関脇への昇進を決めた9月場所での、横綱白鵬との事実上の優勝決定戦は非常に盛り上がりました。
進撃の怪物を止めた!これが横綱相撲だっ相星決戦 白鵬(Hakuho)vs逸ノ城(Ichinojyo)(2014年9月27日 9月場所14日目 Aki Basho 2014 Day 14) - YouTube
以上、大相撲について調べた事でした。ではでは。
☆蛇足
現在開催中の11月場所の千秋楽(最終15日目)は、三連休中日の日曜日ですよー
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