今日は週末恒例のちょっと遠出する散歩にでかけたのですが、慣れてきて3時間も歩いてしまいました^^;
さすがに疲れました。
あと、さっき作ってみた診断メーカー2回目の投稿で結構アクセス数が伸びててうれしいれす(^q^)
良ければ遊んで頂けると嬉しいです。
(診断メーカー:あなたを構成する3大要素 )
さて今夜も引き続き"弓道のお話_その17"を書いていこうと思います。
- 前回までのあらすじ
- 初めての地域大会を終えたdeokisi
- 広域地域での大会やインターハイなどがロードマップとなっていくが・・・
大会を終え、次のターゲットはインターハイ予選となったdeokisi。
以下サイクルをこなす日々が暫く続く事になります。
- 授業
- 部活
- 帰宅・寝る
この後、メインのマイルストーン以外にも高校弓道ならではのちょっと違ったイベントとかあるのですが、話の組み立てがすぐには思い浮かばない状況です^^;
なので以前紹介しました"的張り"のような閑話休題を挟んでお茶を濁したいと思います><
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それでは今日は"中仕掛(なかじかけ)"についてお話したいと思います。
- 中仕掛(なかじかけ)とは?
- 中仕掛けとは、矢のお尻(矢はず)と接する弦の部分を太く加工する事です。
- 中仕掛けが無いと、打ち起こし~大三の時点で矢が落ちたり、離れの直前に矢が弦から離れて大事故となってしまう可能性があり、重要な作業となります。
- また、矢との接する部分なので弦の消耗が激しい部分となりますので、ガードの役割にもなるでしょう。
- 以前、弓道アクセサリーで"弦巻き"を紹介しましたが、当然ながら中仕掛けを施した弦を収納しておきます。
中仕掛けの作り方ですが、概ね以下の手順で行います。
- 弦を張った弓を立てかける
- ピンと張った状態で作業を行いますが、弓は立てた状態の方が作業しやすいです。
- 壁とかに立てかけて、両足の裏やフトモモで固定するなりなんなりで、とにかく立てます。
- 矢の接する辺りの弦をほぐします
- 弦は麻の繊維で作られていますが、表面は松脂でコーティングされていますので、ちょっと削ってあげます。
- 太く加工する際には、木工ボンドを主に使用していたのですが、ボンドと弦との定着を促進させる狙いです。
- 道宝(どうほう)と呼ばれる、小さな拍子木の2本を使いゴシゴシこすってほぐします。
- 仮巻きをする
- 木工ボンドをほぐした弦の部分に少しだけ塗ります。道宝を使って調整しましょう。
- 次に切れた弦の繊維をほぐした細い糸上のものを、グルグル巻きつけて弦を少しだけ太くします。
- 5分ぐらい放置して木工ボンドを生乾きさせます。
- 道宝でゴリゴリする
- ここからは、中仕掛けの作業のメイン作業となりますが、道宝を使って巻きつけた弦糸と木工ボンドをなじませるようにゴリゴリと擦りつけます。
- ちょっとやると大体馴染んでくるので、"矢はず"の溝と弦の太さの塩梅を見極めながらさらに弦糸と木工ボンドを追加して、ゴリゴリします。
- 完成
- 理想の太さの"中仕掛け"が出来れば完成です。暫くはボンドが安定するまでほおっておいた方が良いので、大体は帰宅前に行う作業となります。
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大体以上の手順で、安定して矢をつがえる事のできる弦が完成します。
1年生の頃はなかなか慣れませんが、初めは丁寧を心がけて行えば大丈夫だと思います。
以上、今日は"中仕掛け"のお話で終了です。