†でおきしブログ†

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弓道のお話_その3

今日も日付変更直前から書き始めます
引き続き、弓道のお話 その3を書いていきたいと思います。

  • 前回までのあらすじ
    • 弓道部入部初日は胴作りでヘロヘロになるdeokisi
    • しかし、部活動をしてる事自体に悦び、あまり苦にはなっていなかった



数学とか古典の授業とかがチンプンカンプンなまま、放課後に弓道場へ向かうdeokisi。

昨日と同じくジャージに着替えて、引き続き射法八節を習う事に。
筋肉痛になるほど胴作りを一日実施したお陰で、足はヘロヘロだけどそれっぽい形にはなってきました。

教える側の先輩方も、胴作りばかりじゃ面白くないらしく一気に以降の八節について教えてもらいました。


  • 胴作り以降の八節
  1. 弓構え(ゆがまえ)
    • 大木を抱きかかえるように、両腕を前に出します。
  2. 打起し(うちおこし)
    • 弓構えの両腕をそのまま上(Y軸方向)に上げます。
  3. 引分け(ひきわけ)
    • 弓を引きます。・・・が、引き分ける前に大三(ダイサン)と呼ばれる隠れ八節動作が存在します。
    • 大三は左手の弓を打起し状態から正面に向ける動作です。
    • 八節には仲間入りしませんでしたが、大三の時点で左腕の大切な"手の内"、"角見"、"腕を立てる"の3つの動作が同時に行われています。
    • 大三が決まっていないと、引き分けに移行する際に汚い射形になってしまうので非常に重要な部分となります。
  4. 会(かい)
    • 両腕で弓を完全に引き分けた状態です。肩甲骨が数メートル背後の中心線に向かって割り開かれるイメージが良いです。
    • この時、いろいろと注意点というかマナー違反的なものもあります。
      • たぐり・・・右手で必要以上に弓を引っ張らない事
      • 口クチャクチャ・・・そのまんまですが、口をクチャクチャしない事。不思議とクチャる人が多いのです
      • 左手(押手)は的にコブシがぶつかるイメージで伸び続ける事
  5. 離れ(はなれ)
    • 矢を射る事です。初心者にとって離れは鬼門です。初めて離れを実施して右頬に弦がバーン!っと当たると怖くて弓を引きたくなくなっちゃいます。(予想以上に痛いです)
    • ですので、離れに至るまでの八節及び左腕の練習は入念にするが吉となります。最初の離れは大事にしましょう。
  6. 残身(心)(ざんしん)
    • 武道は勝負に勝ったり、負けたりしても騒ぐ事はご法度です。静かに心を落ち着けます。


・・・・と、上記の八節のコメントは3年間弓道をやった僕の経験ですので、1年生当時の僕はまったくわかっていませんでした。
とりあえず、それっぽい形になればいいやと思い、先輩の動作に合わせて体を動かすのみでした。


大体動作を覚えた僕らの前で、先ほどから先輩方がオモチャで遊んでます。なんかゴムがついたおもちゃで。


deokisi「それ何ですか?」
先輩「これはゴム弓だよ」


・・・ゴム弓?弓の形してないですけど・・・。
どうやら、ゴム弓(キュウ)とは引き分けの際に両腕でゴムをひっぱって、ゴムの反発力を利用した練習用道具との事。


なんか、先輩達が楽々ゴム弓で八節やってるので簡単そうに見えましたが、実際やってみると・・・・・

ゴム弓 重てぇえええええ《(;´Д`)》ブルブル


女子の先輩も軽々引いてたゴム弓でしたが、体が八節に慣れていない僕らはまともに大三から引き分ける事ができませんでした。
恐るべし弓道女子。

ゴム弓は重たかったけど、離れでゴムがパーン!って飛ぶ感じが楽しいので、練習も苦になりませんでした^^


今日はゴム弓との出会いで終了です。
次回は、もうちょっと弓道っぽい展開を予定。


蛇足

弓道いいなぁ。

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