†でおきしブログ†

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【西田宗千佳さん】鉄拳プロデュサー原田勝弘さんへのインタビュー記事が読み応え抜群で面白い!!

西田宗千佳さんのITやゲーム関連の記事は昔から僕に対してバシバシ刺さる内容でとても好きです。

たまたまtwitterで鉄拳プロデューサー原田勝弘さんへのインタビュー記事のリンクを見つけて開いたのですが、いやー、やはり西田宗千佳さんの記事でした。

news.denfaminicogamer.jp

記事の冒頭で、インタビューが8時間にも及んだと記載があって、びっくりしました。食事とか休憩を挟んで一日中インタビューされていたんですかね?凄いな…。

実際、記事のボリュームは凄くて、読み終わるのに1時間は要しました。

インタビューの内容はかなり濃密だったので、下記のような色んな方に刺さると思うのでオススメです。

  • 鉄拳ファン
  • 格闘ゲームファン
  • ゲームセンターで格闘ゲームをプレイしていた人
  • 海外のアーケードゲームシーンに興味がある人
  • ゲームエンジンと大量に人を投入して作る海外のメガゲーム(FPSとか)に興味のある人
  • 臨床心理学に興味がある人
  • ゲーム業界におけるCTOに興味のある人
  • マーケテティングに興味のある人
  • 商品開発に興味のある人

☆記事を読んだ感想

★海外のアーケードシーンが格闘ゲームデベロッパーに影響を与えていた件

私も90年代のゲームセンターで遊んでいた世代ですので、2000年代初頭は昔ほど格闘ゲームは盛り上がっていなかったという肌感覚は確かにありました。当時、秋葉原のSEGA1号店の格闘ゲームフロアとかは、相変わらず盛り上がっていたのでしょうが、地方のゲームセンターが潰れまくっていたのが2000年代初頭ですよね。地方のゲームセンターが潰れまくっていたので、日本国内でのアーケードブームが落ち着いたというのは、事実でしょう。

しかし、格闘ゲームの新作が昔ほど出てこないのは、むしろ海外のアーケードシーンの急激な冷え込みがゲームデベロッパーに影響していたんですね。

★原田さんの「アナライズ」という手法

商品をヒットさせるための情報収集+分析のお話。格闘ゲームのグラフィックやシステムにエンドユーザーは目が行きがちですが、ビジネス視点での面白い考察で、とてもためになりました。
こういう読み応えのある記事を書けるのは西田宗千佳さんならではだと思う。

原田さんの「アナライズ」の考え方の根底には臨床心理があるそうで、これってAIとの親和性も高いと思うんですよね。バンダイナムコ社内で、ゲームヒットのアナライズ作業を行うAIを開発するっていうの面白そう。