笑顔じゃない人達でごった返しているスーパーマーケット。0年代の吉野家並に殺伐としている。
不気味だな。
スーパーは安いものを仕入れる。
けれど安いだけじゃだめさ。品質も良い業者が選ばれる。
従業員の給料も安く。
愛の無いコンプライアンス。利益を生み出す人形と化す。
愛想のないレジ担。
客側もいい気はしない。
客層は食って出すジジババ達ばかり。
エンゲル係数80%の死にぞこない達のテーマパーク。
それで企業は儲けている。
儲けた先に何に転化されるのか?
空しさしか感じない。
スーパーの外の駐車場は朝っぱらから渋滞している。
「早く出ろ」「邪魔だボケ」
そういった声が聞こえてきそうだ。
店外も店内も殺伐としている。
私は普通に買い物をしたいだけなのに、資本主義のクソまみれのマーケットに訪れるしかないでいる。
唯一、新商品のビールの売り子さんだけが笑顔に見えた。しかし彼女の笑顔もまた、資本主義により作られたものだ。空しい。
弱者は泥をすするように生きていく。そして死んでいく。だからといって強者とは何か?ヒトリで金を沢山もっていれば幸せなのか?違うよね。
愛の無い殺伐とした世の中で金をもってても楽しくないよね。
☆殺伐とした世の中で、人々の逃げ込む先
現実に愛はもはや無い。
人々はコンテンツを愛でる事で欲求を満たしていく。映像や音楽やビデオゲームやWebサイトなどだ。
歩きスマホを行う人々が多く、コンテンツに目を奪われた結果、事故を起こしたりしている。それだけコンテンツに逃避してしまいがちな人々が多くいる事は、現実への絶望の証左とも言えるだろう。
コンテンツには、生臭さや、日によって機嫌が変わるといった事は無い。メディアが劣化しない限りは、何度でも同じモノを見せてくれる。情緒不安定なババアとか最悪でしょ?
僕らは安心してコンテンツを愛でるのである。
「ライヴがいいぜ!」とか言う人いるけどさ。
ヘタクソなライヴだと文句言うでしょ?
最高の瞬間を味わった時に「良かった」って思うでしょ?
んで、思い出に浸るでしょ?
思い出→アーカイブス→コンテンツでしょ?
結局の所。
ね?
素敵なコンテンツは残っていき。
糞袋たる我々は死んでいく。
☆蛇足
コンテンツ至上主義的お嬢様と対峙するオジサンアニメが昔ありました。面白いのでオススメ。
「思い出は逃げ込む場所じゃない!」
「現実がどれほどのものだっていうの!」
大友監督作品、MEMORIES~彼女の想いで~より。
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