☆子供の頃は周囲のあらゆるものが特別
周囲の人もモノも特別で必須だと思っていた。実際必須だったのかもしれないけれど。
それは失う事を知らなかった経験不足の子供の感想だった。
失って、別の場所で別の人と出会って、モノを買って捨てて拾って売って、うつろっていく世の中だけれど、いつだって身近にあるのは自分自身だけだって事を確信できた時に少しだけ味わい深くなる。
☆受け売りなんだけれど
年上の人から「絶対に必要な人など居ない」という印象深い発言を聞いたんだ。
絶対に必要な人が貴方には居るだろうか?
本当に?絶対?その人?
もしくは必要な人なんて居ないって思っているだろうか?
本当に?絶対?居ない?
行間割いて無意味な文章――。
一
瞬
で
も
考
え
て
く
れ
た
の
な
ら
ば
意
味
の
あ
る
文
章
。
☆当たり前な事を言う
誰かを必要とするかなんて、生まれた後にしかわからないわけで、生きていく中で自分でジャッジしていく。
理性の無い生まれる以前を前提とすれば、絶対に必要な人など存在しないのだろう。
あの時貴方は何故そんな事を言ったのか。よくわからないけれど、気取っていたのだと思う。そんな言葉よりも本心で会話できていたら、貴方が会話できる程度に僕が話せていたら、状況は変っていたのかもしれない。