photo by Marit & Toomas Hinnosaar
☆子供の頃から遠まわしに示唆されている
うさぎと亀の童話を見聞きされた事があるでしょうか。
- 作者: 石谷定,石谷絵里
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
2chとかで”若い頃に何々しとけばよかったー”みたいなスレが、結構伸びているのはその表れのように感じるのです。
☆負けたうさぎのその後が大事
うさぎは自分の実力を過信していたため亀に負けてしまいましたが、これはたった一度のレースのお話です。
レースが定期的に開催されたとして、うさぎは前回の失態を反省し、次のレースでは果たして勝てたのでしょうか。
「いや、うさぎが普通に走れば勝てるでしょwwww」
…と、思ってしまいがちなのですけれど、面倒くさがりのうさぎが、またしても慢心によりレースを途中でさぼったりしてしまうかもしれません。
☆誰しも慢心うさぎを内に秘めている
負けた事よりも、負けた後のうさぎがどういった行動をとったかの方が重要な気がしてなりません。人生は割と長いので、挽回のチャンスは沢山転がっているように思います。
けれど、長々とサボり続けていると、チャンスも体力も無くなっていきます。
そうした時、亀との差が離れすぎて、遠く見えなくなっていたりするかもしれません。
積み重ねを怠ったため力不足なままな事とか多少悔やまれるものの、過去の自分を責めても状況が改善されるはずもないため、今後どうするかが重要になってきます。
けれど、過去の自分とは違う対応を果たしてできるでしょうか?
できたら、それはとてもとても素晴らしい事だと思います。
うさぎに対して、「普通に走れば勝てるっしょwwww」と、安直には言えないなぁと思うのです。
ではでは。