☆転職の先に何があるのか?
会社は人じゃないので、経営と時流がマッチしていればずっと存在し続けるでしょう。
ですが、人はいずれ死にます。
転職は死ぬまでの数十年の間に与えられた選択肢の一つです。
☆転職の理由
概ね、転職の理由は以下のようなものでしょう。
- 仕事内容が嫌だ
- 人間関係が嫌だ
- 給与が低い
理由としては十分です。現状よりも条件の良い場所があれば転職するのも良いでしょう。
しかし、これらの転職理由は全ての職場で起こりえます。
条件が良いのは今だけです。良い状況を継続するのは、運と努力が必要です。
今に生きるというのも良いでしょうけれど、そんな事をしているとイタチごっこで擦り切れてしまいますので、その辺りの事を覚悟して転職する必要があります。
僕は過去に勤めていた職場で、転職先が嫌だったという理由で数年内に戻って来た方を2人見たことがあります。
プライドもモラルも無いもんだなと思いましたが、それを受け入れる経営者が居たという事です。
☆会社に依存し過ぎない事
再度、転職理由の代表例を以下に。
- 仕事内容が嫌だ
- 人間関係が嫌だ
- 給与が低い
これらの理由は、会社に依存している事も要因なのかと思います。
工夫次第では、自分自身の価値観を逆に会社に認めさせる事で理想のカタチにシフトできないでしょうか?
- 仕事内容について
- 自分で提案書でも作ってみたら如何でしょうか?意見を一切認めないような会社じゃなければ可能だと思います
- 本気で当たると思えるビジネスプランを描けた際に、もし今の会社が全く相手にしてくれないのであれば、転職なり考えると良いかもしれません
- 人間関係について
- これは難しい問題なのですけれど、接し方を良くも悪くも変えてみると状況が好転するかもしれません
- ちなみに、嫌だなと思っている人が、明らかに反社会的な方であれば、その方はいずれ退場します。また、そのような輩に対して早めに退場を促したいのであれば、いくらでもやり様はあるんじゃないでしょうか
- 給与が低い
- 具体的に幾ら必要なのでしょうか?額が分かれば会社と交渉するなり副業するなりすると良いと思います
- 具体額が分からないのであれば、転職しても状況は変りません
☆それでも改善不能であればコミュニティーから抜けよう
結婚もそうだと思うのですけれど、集団活動ですから、いつでも良い状況という事は無いでしょう。
とはいえ、悪い状況が続くと精神的又は肉体的にキャパオーバーして体を壊してしまう場合があります。そのような場合、どうしてもそのコミュニティーから脱しないと状況の改善が期待できないのであれば、契約を破棄すれば良いでしょう。
契約の締結や破棄は至極自然な事なのですけれど、どんな些細な内容であっても責任が伴う事を忘れなければ問題ありません。
☆蛇足
僕も給与以外の理由で2度ほど転職しているので偉そうな事は言えないのですが、今感じる事を書いています。
そのように感じているのは、多分、故郷に戻って来たからだと思います。
東京で働いている頃は、常に自分がよそ者という意識があって、「いつか故郷に戻るのかなぁ」という言い訳じみたものを抱えていました。だからこそ、都内での転職行為については極端に言うと観光気分のよそ者だったように思うのです。
故郷に戻ると、それらの言い訳が無くなりますから、自然と「会社依存は無いわぁ」という帰結に至ったのではないかと思っています。
おそらくこの感覚は、ずっと地元で生活されている方には理解できないかなと思います。
もしかしたら、現状のこの感覚は、長期休暇で地元に戻ってきた学生気分なのかもしれませんけれど(^^;)
ではでは。