☆追記
2014/08/26
ソースファイル内のmigrationフォルダの中のsqlを実行していなかったのが原因だった。
SourceforgeのiDempiereのバージョンが2.0だったので、migrationの"i2.0"、"i2.0z"の順で中のsqlを全部実行してDBに更新かけたら動作しました。
以下に記載しているような直接テーブルカラムを追加するような必要はありません。(migrationのsqlに含まれています)
☆結論
ad_preferenceテーブルに、以下カラムを追加する
- ad_process_id
- numeric(14)
- preferencefor
- char(1)
すると起動できた。
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☆以下、蛇足
以降、windows7環境でのお話です
★通常環境の構築
SourceforgeのiDempiereプロジェクトのdata->seed->Adempiere_pg.jarを解凍して出てきたAdempiere_pg.dmpを使用して、postgreSQLのDBへリストア実施。
setup.bat後のidempiere.exeで起動、ログインして画面が表示される事を確認。
問題無く動作してる。
★デバッグビルドでの起動時
bitbucket.orgからソースを落としてEclipseでごちゃごちゃと環境設定後に、server.productのデバッグ実行でログイン画面が表示される事は確認できたが、SuperUserでログイン後、GardenWorldロールでシステムに入ろうとすると、ad_process_idがどうとか言うエラーメッセージが出て、動作不能に陥る。
ログインアカウントやロールを変えても現象は変わらず、いろいろWeb検索しているとよくわからない中国語のサイトにひっかかり、冒頭のカラムを追加する旨が記載されており、おそるおそる実施。
…動いた。
★腑に落ちない事
Sourceforgeのパッケージと、bitbucket.orgのソースのそれぞれのAdempiere_pg.dmpがまったく同一だったんですよね…。
ソース側で冒頭のカラムが異なっていれば、違うものであったと思うのだけれど、謎です。
ちなみに、swingclient.productの実行は何故か普通に起動するんですよね…。こちらは件のカラムを参照していないのかなぁ…。
よくわからん。
同じような現象に陥った人の何かの助けになればと思い、メモっときました。
ではでは。