†でおきしブログ†

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森見登美彦氏の【夜は短し歩けよ乙女】を読んだ

☆活字の紙媒体の本など久しぶりであった

とある焼肉屋の読書家な店員より、面白いから読んでみなと文庫本を託された。
それがこちら。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

☆感想

表紙絵から、「時代ものかしら?」と思ってしまいがちなのですが、携帯電話が登場しているので、テクノロジーは現代的です。
しかしながら登場する人物やト書きの文学的表現が、なんだか時代考証を超越したファンタジーを感じさせてくれます。

読み進めて行くうちに世界観と個性的なキャラクターにハマり込んで行きました。
とにもかくにも主人公の女の子が可愛らしいかったです。

なお本作のテクニカルな面として、散りばめられたキャラクターと伏線をカッチリとはめ込んでくれており、「なるほどそうきたか!」と思わせてくれるパズル的な心地良さもあり、よく考えられた構成に呻らせられます。

☆ジャンルは何であろうか?

僕は純文学とかはよく知らないのですけれど、なんだかライトノベル的な読みやすさを感じたものです。
ビジュアルへの想像がし易かったため、スタジオジブリがアニメ化するとハマるのではなかろうかと、そんな事を思いながらAmazonで検索すると、既にコミカライズはされており、やはりなと感じました。


ではでは。