†でおきしブログ†

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【読書の秋】読書感想【小説のコツ】

☆読書感想文を小学生の頃書いてましたけど

とても苦手で、今も書き方がよくわかりません(><;)

☆読書といえば図書館だ!

私が図書館に行く理由は、創作に対するモチベーションの向上を目的としています。
書籍に刻まれた筆者と編集者のエネルギーにあてられ、「こうしちゃいられねぇっ!家に返って俺もやるぞー!」ってなれば儲けものです。
それでも1日程度で効果は切れてしまうのですけれどね。

ですので、定期的に紙に凝縮されたエネルギーを求めて図書館に行きますが、動機が創作に対するものなので、小説の書き方系の本ばかり読んでいたりします。

☆今日読んだ本はコチラ

作家は教えてくれない小説のコツ (言視ブックス)

作家は教えてくれない小説のコツ (言視ブックス)


これまで読んだ小説の書き方に関する内容に比べて、形式然とせずにポイントとなる部分を丁寧かつ鮮明に伝えてくれる良書です。
大抵の解説書や随筆本で語られる小説の3大要素について、関係性(バランス)とそれぞれの役割について丁寧にまとめられており、こんなに腹落ちのし易い書籍は無かったです。

○小説の3大要素

  1. 会話
  2. 説明
  3. 描写

ちなみに、こちらの本を読み続けられた要因としては、冒頭から数頁後に「物語はそんなに重要じゃない」事を記載している点にあります。

  1. 物語を重要視しすぎじゃないか?
  2. 物語は小説を構成するほんの少しに過ぎないよ

これは目からウロコでした。肩の力も抜けます(^^)
漫画やアニメや小説でヒットしている作品の物語は、そこまで奇抜かというと必ずしもそうでは無いですし、そのような売れているコンテンツと同じコンセプトで文章を書いたとしても、当然面白くなるかどうかは別の話であって、「作家の独自性は物語のみにあらず」なのだと、なんだか納得できました。

☆読書感想

本を読んだ内容を踏まえて、試しに酩酊状態で帰宅中の状況を題材に文章を書いてみようと思います。

【酩酊帰宅】
 呑み放題コースのカラオケにて、記憶に残らないほど大量にアルコールを摂取していたこの時の僕は、まさに酩酊状態であった。
 酔いに任せて勢いよく開いたフリップ式携帯電話の時計は午前5時を表示していた。
『流石に眠い……。』


「ハルちゃん気おつけてなー!おつかれー」
 カラオケメンバーと別れの間際に、気遣いの言葉を貰ったこの時の僕は、もはや気おつける理性すらなくなっていたのでした。最初は軽快に自宅に向けて歩いていたのだけれど、次第に瞼がどんどん重くなっていき、意識もゆったりと薄れていきます。


「痛っ!」
 右肩が突然痛くなったので、目をあけてみるとそこには電信柱がありました。どうやら、歩きながら寝ていてぶつかったようです。この時立ち止まるなりしておけば良かったのですけれど、頑固な僕は寝ながら歩いては電信柱にぶつかりそうになっては起きるといった事を繰り返していきます。
 そして、長めに意識が無くなった後――。


『あれ?また寝ちゃったかな……?』
 再び目覚めた僕の目には、赤信号と何かこっちを見ているオジサンが映りました。なんだろう?と考える前に右側が明るくなった直後に何かがブツかってきて、僕はまた眠ってしまいました。


――
 後日、スパゲッティに目玉が埋まったモンスターに教えてもらったのですけれど、大通りを千鳥足で横断していた僕はトラックに綺麗に吹き飛ばされて、ついでに頭の上半分も吹き飛ばされてしまったのだそうでした。

ではでは。