☆今日は図書館でいろいろ本を読んできました
☆題名はよく覚えていないのだけれど
以下のような内容の本をパラパラと
何か面白い発想のヒントになるものが無いかなと、手当たり次第にタイトルから面白そうなものを選んで、読み歩いていました。
☆心に残った内容
数冊本を読めば、ひとつぐらい「オッ」と思う事があるもので、シナリオの書き方に関する本の最後に記述されていた言葉がヒットしました。
感動を忘れない事
ライターを続けていくと文章のテクニックに慣れていき、いつしかテクニックに頼り、文章に対する感動を忘れてしまうと面白くないものが出来上がってしまうよ。といった内容のくだりでした。
この言葉は今の僕にとってはグサグサ刺さります。僕にだって感動屋な時期がほんの数年前にあったように思うのですが、今ではその時の自分自身の気持ちの高ぶりを思い出せないでいます。
ノリノリで創作される人が羨ましく、そうありたい。どうすればそうなれる?とか、自問自答しながらフラフラしていたりします。
誰か教えてプリーズ。
☆そんな事を思いながら図書館を見渡すと
そこには、整然と整理された現代人達の創作物や記録が在ります。もともと世の中には存在しなかったそれらは、人が生み出したものであり、今では学問と呼ばれる分野になった記録だって、最初は誰かが感動の気持ちから創り出したものであろうと思うのです。
図書館自体も今着ている服も道路も車も人間が作り出しました。
目に見えない、国や政治や哲学や各種ルールも人間が作り出しました。
当たり前のように守っているルールだって最初は誰かの創作なのだと気づきます。
ルールは守らないと罰せられるし、罰するための職業も確保され、社会システムとして外堀が埋まっており、当たり前と思うような仕組みになっています。
両親や友達や先生も当たり前だと感じている事でしょう。
ルールという創作で人間をコントロールし、世界を自分の思い描いたコンテンツにしてみようと考えた最初の人間もまた、感動し興奮したのでしょう。
「何故か誰もこの発想に辿り着いていない!?」と。
☆戦争の無い世界もありうる
ここ50年ほどで随分と日本語もカジュアルになっています。
創作物を授受した人々が感動し、現代文化へフィードバックしようという流れは、言語の改変程度であればお茶の子さいさいなのでしょう。
創作物の集合体である人間社会において、これは当然の流れであり、新しい創作物が世間に受け入れられる事は世界が変わる事を意味します。
その昔、ギャングの抗争で血が流れ過ぎな状況を打開するために、ニューヨークでブレイクダンスが誕生しました。戦争の代わりもダンスバトルになってくれれば、上手くいけば血を流さずに済むかもしれません(莫大な金が動くでしょうし)。ダンスはちょっと……、とかならば世界バンド対決でも、BENTO*1対決でもなんでも良いと思うんですけどね。
ではでは。
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*1:弁当