†でおきしブログ†

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kindleの無料本を読んだ後に書店行って思った事

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kindleの無料本って何?(前置き)

↓のランキングの無料Top100の列が無料本にあたります*1
Amazon.co.jp ベストセラー: Kindleストア の中で最も人気のある商品です

kindle本を出版された方なら、kindleの無料本がどういった類のものであるかご存知の事かと思います。恐らく出版された事の無い方は内容の薄いものであると思われるでしょうけれど、そもそもkindle本は0円では出版する事が通常できません。
無料で出ている本はあくまで"無料キャンペーン"というkindleの仕組みを利用しているのです。

無料キャンペーンって?

無料で本を出すには"KDPセレクト"というAmazon独占販売の書籍として著書を登録する必要があります。登録を行うと90日間の間に5日間のみ無料キャンペーンを行う権利が与えられます。
ちなみに既に本の内容がブログ等に公開されていると独占販売の体を成さないため、"KDPセレクト"に登録ができなくなります。
従って、無料本として出ている本はkindleでしか読めない本であるという事です。

無料本はプロではない作家さんの作品しか見たこと無いのですけれど、多様なジャンルの本が存在し、中には大作の本もあったりして、かなりの労力を感じる作品も増え始めています。
もちろん、無料期間が終わると人目に触れなくなるかもしれないのですけれど、無料キャンペーン中に高評価を頂いた本は有料化しても少し目立つため、読んでもらえる可能性が上がります。
iPhoneAndroidアプリと同様にkindle本も無料の方がよっぽど読んで頂けるわけで、個人出版の方はとにかく読んでもらおうと何処にも公開していないオリジナル作品を作られているわけです。

ブログやSNS等で強力な発言力を持つ人は"KDPセレクト"に登録などする必要は無いのでしょうけれど、インディーズのパブリッシャーにとっては貴重な宣伝方法となっているのです。
現在、iPhoneAndroidでもkindleを読めるアプリが出ており、さらにkindle for PCもいずれ日本国内で展開されるでしょうから、一層kindleが流行り始めると予想されます。

書店に行ってきたの?良かったね(^^ )

久々に書店に行ってみて、kindleの無料本のランキングでとにかく読んで欲しい!という素人さんの本のカバーイラストや帯のキャッチコピーと、書店に平積みされている新刊のものを見比べていたのですけれど、これといって、カバーイラストだけだと違いはそんなに無いなぁと感じました。

違う点としては、作家の名前や帯にコメント書いてる別の人の名前を知ってるか否かだけでした。

当たり前の話なんですけれど、まったく無名の作家の本はなかなか読まれないんですよね。
書店で見ているのは、知ってる作家の名前や写真だけなんですよ。
あと、売り上げランキングですかね?これはkindleにもありますね。

そんな事を考えながらフラフラ書店内を歩いていて思ったのですけれど、紙媒体であろうが電子媒体であろうが、どんなに面白い内容であっても読まれずにひっそりしている本が沢山あるんだろうなぁって、チャンスは平等なのだけれど、まさにマーケットの手法が必要なんだろうと再認識して書店を後にしました。

電子書籍のマーケティング手法とかあるんです?

"KDPセレクト"はAmazon公式のマーケティング手法のひとつだと思うのだけれど、それ以外ならSNSやらブログやらでしょうね。
情報を発信できるなら何でも良いのかな?と。

また、kindleに関する個人サイトの"きんどるどうでしょう"さんは、随時新しく出版されたkindle本の告知対応とかされていらっしゃいます。
http://kindou.info/
告知のお願いをするのも良いと思います。


海外では、インディーズの作家さんが大ヒットした実績もありますので、日本も近いうちにそうゆう作家さんが出てくるのかもしれません。


ではでは。

*1:システムの都合上、中には有料のものもあります