†でおきしブログ†

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ショートストーリー(実験)「あ」_「雨」

こんばんわ。
deokisiです。

完全に自己満なのだけれど、なんとか捻り出したネタからコンテンツ化できないだろうか?という試みで、即興でショートストーリーを書いていく実験をしてみます。


あいうえお順で進めていこうと思いまする。


んじゃ・・・・「あ」ですが、「雨」でいきませうか。





-「左手をぐんぐん押し続ける部活と俺物語~雨編~」


年末も終わりの12月末頃、正月が待ち遠しい学生達にとって放課後の部活動はメンドクサイながらもなんだかワクワクするものだった。

ーーそう、クリスマスが近いのだ。


さっさと帰って動画サイトのチェックしたいなぁーと思いながら部室へ向かう。
部室までは校舎からなかなか距離があったりするので、とても寒い。

辿り着いたるは、3年生が引退して2学年の構成となった我らが艶忍(アデニン)高校弓道部。


まだ時間が早いのか射場には人がおらず、射場横に設置されたプレハブの男子部屋に入ると斉藤が読書をしていた。


斉藤「うぃーっしゅ」



弓道部員に見えない茶髪とピアスの彼は、見た目のわりに部活は毎日真面目に出ていた。
ジャージに着替えて、斉藤と選挙権も無いのにこないだの衆院選についてくっちゃべりながら、安土(あづち)に的を立てていった。



斉藤「・・・・ところでさ、1週間も雨が降り続くなんておかしくないか?」



そう、随分と長い間、雨が降り続いていたりする。
遂にどこぞの国が気象兵器の完成にこぎつけたのかもしれないなぁと、適当に聞き流していた。


的立てをおえる頃には部員も集まりだしたようで、ぞろぞろと的前に集合を始めていた。
僕ら1年は練習前に的立てをするのが仕事だ。



練習の開始前には、神前礼拝ってのをやる。
理由は良く分からない。
弓道部員になったら一生の中でもっとも神棚に向かって手を打ち合わせるんだ。



主将「今日も雨が降り続いているから、はき矢*1には気おつけるように。礼!」


その他「おねがいしまーす!」
斉藤「おねっしゃーす」



2年の主将は"高橋あかり"。
どこぞの透明化能力をもっているような人物とは相反する、才色兼備なお姉さんだ。

斉藤が真面目に毎日部室に顔を出すのも入部する事になったのも、原因は主将にあった。



それにしても、この時期の的前は寒い・・・。
床とか冷たい。
的前は壁が一枚存在しない開放された部屋なので、ヒーターとか設置していてもほとんど効果はなかったりする。


ヒーターの前はパイプ椅子に座った顧問がいるのがお決まりだ。




僕ら1年もようやく本物の弓を引き出して5ヶ月弱ほど経っていたので、練習内容は先輩たちと変わらなくなっていた。



練習の後に、試合形式の5人一組の練習に入るわけだが、これは辛いものがある。
5人組みなのに男子は僕と斉藤のペアだけなのだ。


いまさら愚痴るわけでもないが艶忍高校は今年から共学化されたため、男子の絶対数が異常に少なく、弓道部には僕ら二人だけ男子が存在する事となったのだった。


別に男子が二人だけでも僕は一向に構わないんだけれど、何が辛いって斉藤が一年のくせに上手すぎる事なんだ。
斉藤は大体僕の倍ぐらい平均して当てるので、先輩達には「弱い方の男子」という見方をされている気がして、なんかこうチッポケなプライドがちくちくするんだよね。


好奇の眼差しで見てくる2年女子もいたりして、なおさら嫌だったりする。


今日の練習もいつものように僕は斉藤の半分の4本だった。



斉藤と的片付けを終えて帰りの礼拝をすませ、同期の女子達と少女マンガについて語っていたらちょっと遅い時間になっていた。
外はもう真っ暗だった。


着替えようと男子部屋に戻ると、なんかちょっと違和感のある斉藤が居た。
珍しくテンション低い。



そろそろ帰ろうぜー、って言って斉藤を外に出して部室の施錠をした時に、何か物凄い違和感を感じた。


音が無い・・・・、雨の音が。
降り続いた雨が嘘みたいに止んでいた。


おー、止んでるじゃん!って斉藤に言いかけようとしたら、斉藤は傘をさし始めていたりした。


何?ボケなの?
雨降ってないよー(^ω^)って、傘を奪おうとすると頑なに傘を握ってて、顔を隠している様子だ。


押して駄目ならなんとやらで手をはなすと、目を腫らした斉藤の顔が泣きそうにコッチを見ていた。


??


[終]



・・・・ショートストーリーじゃなくて伏線+妄想だらけの酷いラノベの予告編になりました。



弓道にちょっと興味を持った方はコチラを参照すると良いと思う↓
弓道_ふらっとNAVER検索まとめ - NAVER まとめ




ではでは。

*1:的まで矢が届かずに途中の地面にズザーってする事

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